栄養


~体は食べているもので作られている~

小学校・中学校・高校と家庭科で「栄養」について勉強していると思います。 

体を動かす・体を作る・体の調子を整えるこの3つで分けられていましたね。 

 

(ちょっと記憶が。。。って方、思い出して思い出して!!笑 


                   体を動かす・・・炭水化物:糖質+食物繊維 
                         体を作る・・・タンパク質&脂質
                             体の調子を整える・・・ビタミン&無機質

👆これ、習いましたね~ 

 

バランスよく食べないと栄養をしっかり吸収して使えないんですよね。 

例えばビタミンB1、B2は炭水化物が体内でエネルギーに代わるのに必要 とか 

タンパク質を摂りすぎると腎臓に負担がかかって腎臓病尿道結石を起こしちゃうとかね。 

 

思春期の体は背が伸び、第二次性徴が始まり、脳はそれらを指示するために大忙し。 

その指示をだすのは脳の神経細胞。それを伝えるのが神経伝達物質。 

脳はもちろんのこと神経伝達物質もタンパク質で出来ています。

体内では作られない、タンパク質に含まれている必須アミノ酸が必要です。

しかもその数9種類。この9つの必須アミノ酸は同時に必要な量を摂らなければいけないのです!!

必要量に届かないと、その数が一つであろうと二つであろうと、

最も少ないタンパク質量のアミノ酸量しか摂れないのです。。。(桶の理論 といいます) 

そして不足すると神経伝達がうまくいかず、脳の反応が遅れ記憶力や集中力の低下が起こります。

 

そう、これって前頭葉が働かなくなるということ。

研修を聞いてくれた方はわかりますね? 前頭葉が働かなくなると感情コントロールや正常な判断が難しくなります。

そうすると客観的な思考が出来なくなりマイナス思考に拍車がかかっていきます(><) 

最近ではうつ病では一部の栄養が不足していることがわかっています。 

ね?タンパク質一つとってもバランスが大切だということがお分かりいただけましたか? 

摂りすぎてもだめだし、摂らなければもっとだめだし・・・ 

タンパク質を摂りすぎなければいいと思ったあなた!!そうとも言えません。 

甘いものを摂りすぎるとビタミンB1が使われすぎて枯渇します。

糖質をエネルギーに変えられず疲れやすい体になってしまうんですよ 

 

時々栄養のお話もしていきますが、大切なのはバランスです。

それを忘れずに 


「親が作ってくれない」「ご飯なんて一日一食食べれればいい方だ」「菓子パン食べれれば十分だ」 などの状況にいる方へ

    

  それは一人で抱えることではないかもしれません。是非周りの大人や、「ここしる」に相談してください。